日吉圭の時事寸評

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zoom RSS 東日本大震災は50時間前の前震で予測可能だった(再掲)

<<   作成日時 : 2018/04/19 16:46   >>

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【OCNブログ人アマがえるブログ20110605記事を転載します(日吉圭)】

2011年6月1日の京都新聞夕刊によれば、東日本大震災の震源付近で約50時間前に起きたマグニチュード(M)7.3の地震は、直後の活発な余震活動を精査し、前兆的な「前震」と見極めていれば、「巨大地震発生があり得る」と警告できたのではないか。

東北大ニュートリノ科学研究センターの林野友紀准教授が1日までに、こんな解析結果をまとめた。

M7.3の地震は3月9日午前11時45分に発生し、宮城県で最大震度5弱、岩手県で最大60センチの津波を観測。

気象庁は大震災後になって「前震」との見方を示した。


林野准教授は、日本周辺で過去約80年に発生し「本震」と確定した昭和三陸地震(1933年)などM7.0以上の海溝型地震43例について、本震から20時間以内に起きた規模の大きい余震回数を調査。

本震との差がM1.5未満の余震は平均0.8回、1.7未満でも同1.2回だった。

これに対し、前震とされるM7.3の地震の余震は、差がM1.5未満のものが7回、1.7未満が8回など過去の地震より際立って多かった。

林野准教授は
「3月9日の地震は通常の本震とは性格が異なることは明らか。さらに大きい事象が後に控えている可能性を検証すべきだった。的確な警告が出ていれば津波から迅速に避難でき、多くの人命が救われたのではないか」
と指摘する。



さて、以上が一面に掲載された記事全文だが、細かいところを読むのが疲れるという人のために繰り返す。


本震はその一発で蓄積したエネルギーを大きく放出するが故に、その直後に同規模の余震が起きる確率が低いが、巨大地震の前に起きる前震は、同規模の地震がその後にまとまって起きることで「前震である」と区別できる特徴を有しているということである。


これは決して地震学に精通した人だけでなく、前震を見極めたいという意思を有する人がすべからく気づくような、教科書的な知見を述べているように筆者には思われる。


3月27日の時事通信によると、想定を大幅に上回る津波に襲われた東京電力福島第1原発について、津波の専門家が2009年、原発の耐震安全性を検討する経済産業省の審議会の席上、東北地方に大津波をもたらした869年の「貞観地震」(マグニチュード8.4と推定)に触れ、同規模以上の津波再来の可能性について指摘していたことが27日、分かった。

東電側は「歴史上の地震で、耐震設計上考慮する地震にならない」と述べ、指摘は反映されなかった。

指摘したのは、産業技術総合研究所の岡村行信活断層研究センター長(地質学)。

岡村さんは、史料に津波被害の記録が残る貞観地震について研究。

福島第1、第2原発の敷地付近を含め、内陸部に津波で運ばれた砂が堆積していることや、450ー800年周期で津波が起きたことなどを明らかにしてきた。

岡村さんは、09年6月に開かれた経産省の審議会で、福島原発について貞観地震の知見から「津波に関しては(東電の想定する地震と)比べものにならない非常にでかいものがくる」と指摘。

「まったく触れられていないのはおかしい」と再検討を求めた。

しかし、東電側は「被害がそれほど見当たらない。歴史上の地震であり、研究では課題として捉えるべきだが、設計上考慮する地震にならない」と答え、消極的な姿勢を示した。



さて、これらの知見は、優秀な学者には今回の大地震は十分予測可能であったことを示すのではないか?


と同時に、地震学の権威たちを手懐けたイルミーが、大地震に伴う大津波を、東北沿海部の破壊と原発テロに利用したとする当ブログ推測を裏付けるものであるので、ここに示す。


学者社会の話は庶民には難しすぎて、餅は餅屋に任せるしかないとする時代は既に終わったことを、今回の大災害は教えてくれている。


こうして声を上げた学者に、彼らがイルミー化する前に、権力を委譲していかねばならないと思う。<1411>

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東日本大震災は50時間前の前震で予測可能だった(再掲) 日吉圭の時事寸評/BIGLOBEウェブリブログ
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