日吉圭の時事寸評

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<<   作成日時 : 2018/10/29 11:52   >>

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【OCNブログ人アマがえるブログ20110526記事を転載します(文責・日吉圭)】

自民党の谷垣禎一総裁は2011年5月23日衆院東日本大震災復興特別委員会で質問に立ち、管直人総理が東電に福島原発一号機への海水注入を中断させたかどうかその責任を追及したが、その舌鋒は鋭さに欠けた。

そして今日東電は、その本社は海水中断を指示したものの現場が無視して実際は海水注入を行ったので、中断指示問題そのものが存在しなかったと公表した。

国民からするとこれで追及する側は腰砕けになって内閣不信任案の提出にすら至らないのではないかと絶望的な気持ちになるが、腰砕けの猿芝居こそイルミー権力が求めていることなので、自民党の議員たちは筋書き通りの芝居をして見せて、後でご褒美にありつこうと考えているのかと疑いたくなる。

長崎諫早湾のギロチンと呼ばれた水門閉鎖の時もそうだったが、誰かの勇ましい行動を大きく報じて国民の怒りを吸収させておいて、その者が間抜け極まりない失態を演じることで、大衆の怒りを納めさせるというのがイルミーの十八番の政治手法なのである。

東電はイルミー権力の代理人である現政府との裏取引で会社の存続が認められそうになってきたので、福島第一原発関連の情報を公開し、テロという事実の隠蔽に積極的に参画することで、守られた権力側の立場を保全しようとしているのだろうか?


京都新聞は5月25日の夕刊で、東電の解析結果から、福島第一原発3号機の緊急炉心冷却システム(ECCS)の一つ高圧注水系の配管が、地震で破損していた可能性があると報じた。


そして今日の朝刊によれば、今度は福島第一原発1号機の原子炉圧力容器か、容器に付随する配管の一部が地震で破損したことが東電データから推測される。

格納容器各部の温度データを記録したグラフは、11日の地震直後に1号機の格納容器で温度と圧力が瞬間的に急上昇していたことを示している。

温度上昇の直後、格納容器を冷却するシステム2系統が起動し、格納容器内に一秒間に合わせて400リットルの水が注がれた記録がある。



まず記事の詳細を解析する前に、京都新聞は、地震で3号機の配管破損が生じた可能性をまず夕刊で報じておいて、次に翌朝刊において、地震で1号機の配管破損が生じた可能性を報じたことの異常さに気付きたい。


東電は経済産業省原子力安全・保安院に24日に報告書を提出しているので、そこからこれらの情報が得られたのだと思うが、それならばまとめて報じないのがおかしいのである。


京都新聞は東電公表のデータと言うだけで、情報の出所を明らかにしていない。


原発が受けた震度は東北電力の女川発電所の方が大きかったと思われるが、そちらの原子炉はなんら異常な挙動を示していないのに、福島第一原発の1号機と3号機だけが、高度に守られているはずの中枢部が地震で致命的な損傷を受けていたことの奇怪さが記事に示されていない。


またECCSが作動しなかったのは2号機も同様なので、いずれ2号機も地震で配管に致命的な損傷を受けていたとマスコミは報じ始めるのだろうが、同時多発的に原子炉の心臓部に致命的欠陥を生じた事実に接して、まずテロだと疑うのが正常な人間の思考回路というものだろう。


新聞がこの点に全く触れず、確信犯的に思考誘導を行っているということが、これらの記事から読み取れる原発関連の事実だと言える。


もし老朽化していた福島第一原発だけがかくの如き構造的欠陥を抱えていたのならば、何故4号機から6号機で配管の断裂が観測されていないのだろう?


原子炉が運転中だったことと配管断裂に意味連関があるのならば、それは何故なのか?


近傍に位置する福島第二原発においては地震による配管破損被害は出ていないようだが、これら原子炉は第一原発同様アメリカのGE(ゼネラルエレクトリック)社の製品であるので、不均等な被害をテロと見做すのが自然である。


もし第一原発で事故が起きた原子炉はマーク1という炉で、福島第二原発の原子炉はマーク2やマーク2改良という炉であることが問題の本質ならば、マーク1の擁する脆弱性をGEが東電に指摘していなかったのならば、製造者責任問題が発生するはずである。


何故新聞はそのことも報じないのだろうか?<1401>

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