高レベル汚染水はまだ出していません

【OCNブログ人アマがえるブログ20110413記事を転載します(文責・日吉圭)】

2011年4月1日の朝日新聞によると、菅政権は4月1日、福島第一原子力発電所の事故対応で、タービン建屋の地下などにたまった汚染水を一時貯蔵して放射性物質を取り除く処理をするため、新たなタンクを敷地内に建設する方針を固めた。

日米両政府の高官や専門家らの協議会で確認し、準備を進めている。

1ー4号機にたまった約2万トンの水を一時貯水、化学反応を利用して浄化し、原子炉に戻すという。

また、福島第一原発近くの海上に鉄製の浮体構造物(メガフロート)を浮かべて、内部に一時貯水する案も並行して検討を始めた。

メガフロートとは、海に浮かべ埋め立てずに「島」をつくる箱形の構造物を言う。



また毎日新聞によると、東京電力は4月4日、東日本大震災で被災した福島第1原発の施設内にある、低レベルの放射性汚染水計1万1500トンを海へ放出すると発表した。

放出は午後7時過ぎから開始された。

東電は、放水は「2号機から海へ流出している高い放射線量の汚染水の保管場所を確保するための応急策」と説明している。

東電によると、放出される汚染水の放射能は法令基準の約500倍(最大値)に当たる。

全体の放射能は約1700億ベクレルで、2号機の汚染水約10リットル分に相当する。

東電は環境への影響について「2号機の高レベル汚染水が流れ続けるよりは軽微」としている。

放出する汚染水は「集中環境施設」と呼ばれる、施設内の低レベル放射性廃水を処理する施設内にある1万トンと、5、6号機の地下水1500トン。

原子炉等規制法の「核燃料物質によって汚染された物による災害が発生するおそれがある場合」の危険時の措置に沿って決断した。

東電が4日午後3時、経済産業省原子力安全・保安院に報告し、保安院が了解した。



また4月6日の読売新聞によると、福島第一原子力発電所で放射能で汚染された水を貯蔵する「メガフロート」(大型浮体式構造物、容量約1万トン)が5日午後、タグボートに引かれて静岡市の清水港を出発した。7日午前に横浜市の造船所で安全確認した後、福島に向かう。

全長136メートル、幅46メートルあり、静岡市の海洋公園の土台に使われていた。放射能汚染水の回収のため、静岡市が提供した。



さてこれまでの記事は全てニュースの受け売りだが、現在中国とロシアにおいて、日本政府の汚染水放出措置を国際犯罪だと非難する論調が高まっている。


しかし、日本人はまだ政府と東電が意図的に高レベルの放射能汚染水を放出してはいないことを頭に入れておかねばならない。


汚染水放出が決して望ましくないのは無論であるが、最大で法令基準の500倍というのは決して高レベルの汚染水ではない。


これでは他国は日本国に損害賠償を求めることは出来ないだろうが、政府に巣食うイルミーたちが今度は高レベルの汚染水を意図的に海に流出させないように、国民は目を光らせている必要がある。


4日の放出は、汚染水総量とほぼ容積が等しいメガフロートが到着しつつあることに焦った統合対策会議を仕切っている米NRC高官と政府内のイルミーが、海洋への放出を強く東電に迫ったのかも知れない。


それが証拠に、汚染水放出は農林水産相にすら事前連絡せずに行われており、関係各国へのファックス通知も放出時刻の2分後に行われたのだそうだ。


2分などという数字は狙いでもしなければ実現するものではない。


写真(アマがえるブログ消滅時に消失)は6日の読売新聞記事に掲載された、静岡県が寄贈したメガフロート。<1357>

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