水漬く屍の無残さを思う

【OCNブログ人アマがえるブログ20110401記事を転載します(文責・日吉圭)】

読売新聞によれば、自衛隊は31日、在日米軍や海上保安庁などと協力し、岩手、宮城、福島の各県沿岸部で1日から3日間に亘り行方不明者の一斉捜索に乗り出すと発表した。自衛隊1万8千人と在日米軍7千人が参加し、航空機120機、艦艇65隻ほどが投入される。


さて、筆者は海上保安庁の活動報告は注意して見守っていたが、彼らは大地震直後から遭難者救助に動いており、海上の漂流物に接近して生存者を探す他、漂流物の下も潜水士に捜索させるきめ細やかな捜索活動を実施してきた。

それでも現在までに被災地全体で生存者324人を救助、遺体76体を収容出来たに留まる。



被災者の生存限界は一般に72時間と言われているが、北の海はまだ寒いので海水に浸かった状態では、恐らく数時間が生存限界だったのだろう。


200隻を越える漂流艦船に生存者は1名もいなかったらしい。


とにかく現実に、海上保安庁は懸命の活動で多くの人命を救助している。


ところが、自衛隊の海での活動が聞こえてこない。


もちろん陸は自衛隊、海は海上保安庁と役割分担されていたのかも知れないが、自衛隊は高性能レーダーを備える航空機を保有しているので、政府が決然とリーダーシップさえ発揮していれば、その活用によって海難救助例はさらに増えていたのではなかろうか。


それを今になって大ローラー作戦を実施するなどと、間が抜けているを通り越して、米軍を利用して日本人を強制排除し、土地や財産を奪おうとしているのではないかとすら畏怖せしめるほどだ。


今もまだ水が引いていない宮城県の仙台市、東松島市、岩沼市、山元町で、依然大量の遺体が収容されずに放置されているそうだが、大震災からもう20日が経過しようというのに、この状態は酷すぎる。


遺体の腐敗が進めば身元確認はますます困難になるが、しかし遺族の心情としては何としても身元を確認してやりたいのであり、今頃寝ぼけたローラー作戦を実施する人員がいるのなら、この水没した326平方キロの地域にそれらを集中的に配備し、あと原発周辺30キロの地域の放置遺体を収容することこそ先決であろう。



もはやここに至って、菅民主党政権首脳部の憎しみの篭った無作為に気がつかないような愚人とは、口もききたくない気分である。


かつて阪神淡路大震災が起きた時は社会党が政権を握っており、村山内閣が自衛隊の出動を故意に遅らせて被害を大いに拡大させたが、今度の大震災に際しても反日的な内閣がちょうど政権を握っていたとは、日本人にとって何という不幸であろうか。


筆者は、イルミーが当時から地震予知技術を有していて、イジメの欲望に燃えるアメリカ首脳部がそれを実現するのに適した人材を日本の政権につけたのだとしか思えない。


何の罪もない善良な人が災害に遭って無残に死んでいったというのに、その遺体を20日間も放置させる政権に、日本人に対する愛情などかけらもあるはずがないのだ。


偽善を見抜くには高度な知性を必要とするが、ここまで酷い事例でそれに気づかないような唐変木とは、主権者としてこの世知辛い近代における国家運営を共に語るには不足であると言わねばならない。<1345>

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